デジタル大辞泉 「エチル化」の意味・読み・例文・類語 エチル‐か〔‐クワ〕【エチル化】 有機化合物の水素原子をエチル基で置換させること。アルキル化反応の一。エチルアルコールを脱水してエチルエーテルを得る反応などが知られる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「エチル化」の意味・わかりやすい解説 エチル化えちるかethylation 化合物あるいは単体にエチル基C2H5-を導入する反応をエチル化という。アルキル化反応の一つである。たとえばベンゼンからエチルベンゼンを合成する反応(式1)、アルコールの脱水によるエチルエーテルの生成(式2)、鉛からテトラエチル鉛の製造(式3)はいずれもエチル化の例である。[佐藤武雄][参照項目] | アルキル化 エチル化の例〔式1~式3〕 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例