エンゲルマン(英語表記)Engelmann, Theodor Wilhelm

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エンゲルマン
Engelmann, Theodor Wilhelm

[生]1843
[没]1909
ドイツの植物生理学者。ベルリン大学教授。酸素濃度の高い場所に向って運動を起す習性をもつ細菌を緑藻のアオミドロとともに顕微鏡の視野に置き,細い光線で藻を局所的に照しながら細菌の行動を観察することで,光合成が葉緑体で起ることを実証した。葉緑素や葉緑体が光合成に必須の役割を果すことは,J.ザックスらによって以前から指摘されていたが,エンゲルマンによる上記の実験は,光合成の場を決定した点で重要である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ブラックフライデー

米国などで、感謝祭(11月第4木曜日)の翌日の金曜日のこと。休日とする職場が多く、商店にとってはクリスマス商戦の初日に当たる。「ブラック」は、買い物客による混雑、または黒字を連想させることから。→サイ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android