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エンゲル法則 エンゲルほうそくEngel’s law

世界大百科事典 第2版の解説

エンゲルほうそく【エンゲル法則 Engel’s law】

家計の消費支出に占める食費の割合と所得水準との間で安定的に観測される経験法則をいう。その法則の発見者C.L.E.エンゲルの名にちなんでこう呼ばれる。〈エンゲルの法則〉ともいう。エンゲルは,1857年に著した論文〈ザクセン王国における生産および消費事情〉の中で,E.デューペショーやル・プレーらの行った家計調査資料をもとに,世帯の所得水準と食費の関係に一つの安定的法則性のあることを発見した。すなわち,〈世帯所得が高くなればなるほど,総消費支出に占める食費の支出割合が低下する〉という経験法則である。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のエンゲル法則の言及

【エンゲル】より

…その後,ザクセン統計局長(1850‐58),プロイセン統計局長(1860‐82)を歴任,ドイツにおける官庁統計の確立に貢献した。社会問題に対する関心から労働者家計の調査を行って,家計費中に占める食費の比率は支出総額の増大とともに減少するという,有名なエンゲル法則を定式化した。その方面の代表的著作は《ベルギー労働者家族の生活費》(1895)である。…

※「エンゲル法則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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