コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

エンテロペプチダーゼ

2件 の用語解説(エンテロペプチダーゼの意味・用語解説を検索)

栄養・生化学辞典の解説

エンテロペプチダーゼ

 [EC3.4.21.9].エンテロキナーゼは旧称.十二指腸粘膜や膵臓にあるペプチダーゼで,トリプシノーゲンのN末端から6番目のリシンと7番目のイソロイシンの間のペプチド結合を切断して活性のあるトリプシンとする.セリンプロテアーゼに属しエステラーゼ活性もある.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エンテロペプチダーゼ
えんてろぺぷちだーぜ
enteropeptidase

十二指腸粘膜に存在するタンパク分解酵素の一種。エンテロキナーゼenterokinaseともいう。直接に食物のタンパク質を分解するのではなく、膵液(すいえき)に含まれるトリプシンを活性化する働きをもつ。トリプシンは膵臓から分泌されるときには不活性なトリプシノーゲンという形になっている。膵液が十二指腸に達すると、エンテロペプチダーゼがトリプシノーゲンのN末端部分から短いペプチドを切り離し、活性型のトリプシンとする。こうして生成されたトリプシンもトリプシノーゲンを活性化するので、ねずみ算式に活性化が進む。活性なトリプシンはさらにキモトリプシンなどの他の消化酵素も活性化するので、エンテロペプチダーゼの作用はいろいろな消化酵素が働くための引き金になっている。[笠井献一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

エンテロペプチダーゼの関連キーワードアンテロープエンテロキナーゼモンテローザエンテロウイルスエンテロストマールセラピストエンテロクリニンジペプチジルアミノペプチダーゼプラスミノーゲンアクチベーターエンテロリスエンテロリシック構造

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone