オニッチャ(読み)おにっちゃ(英語表記)Onitsha

デジタル大辞泉 「オニッチャ」の意味・読み・例文・類語

オニッチャ(Onitsha)

ナイジェリア南部、アナンブラ州の都市ニジェール川に面する河港を有し、古くから水運で栄えた。英国保護領時代はヤシ油織物の重要な集散地となった。イボ族多く居住する。オニチャ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「オニッチャ」の意味・わかりやすい解説

オニッチャ
おにっちゃ
Onitsha

西アフリカ、ナイジェリア東部、アナンブラ州にあるニジェール川沿岸の都市。人口36万2700(1995)。古くからニジェール川の水運を利用した港町として栄え、イギリス植民地時代は、パーム油輸出港、織物の輸入港として重要であった。先住民族のイボ人が多い町だが、港に近い西部地域は、多部族混住地域である。

[島田周平]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android