オリンピア考古学博物館(読み)オリンピアこうこがくはくぶつかん(その他表記)Mouseion Archaeologikon, Olympia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オリンピア考古学博物館」の意味・わかりやすい解説

オリンピア考古学博物館
オリンピアこうこがくはくぶつかん
Mouseion Archaeologikon, Olympia

ギリシアの博物館。 1875~81年のクルチウスやフルトベングラーらのドイツ調査団の発掘を契機に,アテネの銀行家アンドレアス・シングロスの寄付により 87年に開館。ミケーネの遺物,幾何学文様期からアルカイック期までの青銅像,ゼウス神殿東西両破風の彫刻『オイノマオス王とペロプス戦車競走』『ラピタイ族ケンタウロスの戦い』,パイオニオス作『ニケ』,プラクシテレス作『ヘルメス』,フェイディアス銘のある杯,ローマの彫刻などを収蔵する。 1972年に新館が開館。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む