デジタル大辞泉 「オープンサイエンス」の意味・読み・例文・類語 オープン‐サイエンス(open science) インターネットなどを通じて誰でも共有・利用できるよう、各種研究データを一般に公開し、科学研究の効率化を図るという動き。市民が科学者と共にデータを収集・解析するほか、市民による研究費の提供などをさす。2011年に理論物理学者マイケル=ニールセンが提唱。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
図書館情報学用語辞典 第5版 「オープンサイエンス」の解説 オープンサイエンス 公的研究資金を用いた研究成果である論文やデータ等について,科学界はもとより産業界および社会一般から広く容易にアクセスや利用を可能にする制度.知の創出に新たな道を開くとともに,効果的に科学技術を推進しイノベーションの創出の効果が期待できる.2013年6月に英国で開催されたG8科学大臣会合で世界的に推進する議論が広がった.我が国では,2016(平成28)年1月に科学技術基本計画第5期において知の基盤の強化に向け推進体制が策定され,2016(平成28)年7月に日本学術会議がオープンイノベーションに資するあり方に関する提言をまとめ,2017(平成29)年6月に科学技術振興機構が促進に向けた研究成果の取扱いに関する基本方針を定めた.[参照項目] オープンアクセス | オープンデータ 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by