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カシケ cacique

翻訳|cacique

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世界大百科事典 第2版の解説

カシケ【cacique】

もともとは西インド諸島原住民ことば長を意味した。新大陸のスペイン人征服者や植民者が西インド諸島以外のインディオ社会の指導者にもこの語を当てるようになったので,スペイン植民時代に征服者とインディオ社会の仲介者として機能したインディオ社会の指導者を意味するようになった。征服者,エンコメンデロ(エンコミエンダ),コレヒドール宣教師カシケを通じてインディオ社会を支配し,代りにカシケは税と強制労働を免除され,乗馬や武具・洋服の着用を認められ,土地の長子相続権が認可されたので,広大な土地所有者となるものもあった。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のカシケの言及

【ムクドリモドキ(椋鳥擬)】より

…くちばしはやや細長い円錐形で,じょうぶで先がとがっている。オロペンドラ(英名oropendola)やカシーク(英名cacique)のなかまは,くちばしの基部が額にまでのび,額板を形成する。羽色は,オナガムクドリモドキ(英名grackle)(イラスト)やコウウチョウ(英名cowbird)(イラスト)では黒色か褐色だが,多くのものは黒色と赤色,黄色,橙色,褐色,栗色などとを組み合わせた比較的はでな色をしている。…

【スペイン】より

…難局の舵を次に握ったのは,穏健派左派と進歩派右派が新たに結成した自由主義連合であり,指導者となったオドンネル将軍は,国内のナショナリズムを高揚すべく,モロッコ戦争(1860)をはじめ,フランスとの共同行動によるインドシナ遠征(1860),サント・ドミンゴの併合(1861‐67),メキシコ遠征(1862)などの軍事進出政策を敢行した。しかしながら国内政治に目を転じれば,厳しい制限選挙と寡頭支配者(カシケ)による選挙操作によって,自由主義体制は虚構のものでしかなかった。平和裡の政権交代が不可能なために,反対派は権力を掌握する手段として軍事蜂起に訴えざるをえない。…

※「カシケ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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