カスカリラ

精選版 日本国語大辞典 「カスカリラ」の意味・読み・例文・類語

カスカリラ

〘名〙 (cascarilla) バハマ諸島原産のトウダイグサ科の低木。葉は互生し、長卵形で裏面銀白色を帯びる。花は小さな白色で、芳香がある。樹皮を乾燥したものをカスカリラ皮と呼び、薬用として、腸カタル下痢などに効力があるとされる。タバコ香料などにも用いる。また、カスカリラの名は南米産のアカネ科の属名であり、その樹皮もカスカリラ皮と呼ばれ、キナに似るが、薬効は劣るといわれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android