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カステラーニ Enrico Castellani

大辞林 第三版の解説

カステラーニ【Enrico Castellani】

1930~ ) イタリアの芸術家。純粋な光としての白一色にこだわった作品で知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カステラーニ
かすてらーに
Renato Castellani
(1913―1985)

イタリアの映画監督北イタリアフィナーレ・リグーレに生まれる。ミラノの大学で建築を学び、映画界に入り、『2ペンスの希望』(1952)で注目された。これは、復員した青年のナポリでの職探しの青春を爆発的リズムで描き、ネオレアリズモの作風に、楽天的エネルギーと地方主義を加えた作品である。『ロミオとジュリエット』(1954)は、永遠の悲劇をベローナ現地撮影によるドキュメンタリー的方法で描いた。こうしたネオレアリズモの史劇映画作法は、イタリア放送協会ほかのテレビと映画の積極的合作『レオナルドダ・ビンチの生涯』(1971)でさらに深化された。レオナルドの生涯は、記録とその空白を埋める現代の解説者で構成されていた。近作に『ベルディの生涯』(1982~1983)がある。[鳥山 拡]

資料 監督作品一覧

2ペンスの希望 Due soldi di speranza(1952)
ロミオとジュリエット Giulietta e Romeo(1954)
街の中の地獄 Nella citt l'inferno(1959)
波止場 Mare matto(1963)
愛してご免なさい Tre notti d'amore(1964)
さよならを言わないで Una breve stagione(1970)

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