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カスレ

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百科事典マイペディアの解説

カスレ

フランスの物理学者。1945年エコール・ノルマル教授。1950年より原子の微細・超微細構造を研究するための新技術を開発。光と電波を共用する二重共鳴や,偏光を用いる光ポンピング法などの原子励起法は,レーザー発展の不可欠の基礎となった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カスレ
かすれ
Alfred Kastler
(1902―1984)

フランスの物理学者。エコール・ノルマル・シュペリュール(高等師範学校)に学び、高校教師・実験助手を務めたのち、1936年学位を取得。1938年ボルドー大学教授となり、1941年以降はパリ大学の教授。1940年代後半から、ブロッセルJean Brossel(1918―2003)とともに、原子の微細構造を検出するため、光とラジオ電波による磁気共鳴を同時におこさせる二重共鳴法を提唱した。1950年には、いわゆる光ポンピング法を組み合わせて二重共鳴法を完成させた。1951~1966年、この方法により数多くの原子の微細・超微細エネルギーレベルを検出した。「原子のヘルツ波共鳴の光学的研究法の発見と開発」により、1966年ノーベル物理学賞を受賞した。[高山 進]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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