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カノン法 カノンホウ

世界大百科事典 第2版の解説

カノンほう【カノン法 jus canonicum[ラテン]】

カトリック教会の制定法,とくにカノン法大全またはカトリック教会法典の法をカノン法という。カノン法は教会法とほとんど同義である。しかし,広義の教会法にはカトリック以外の諸教会法や国家教会法も含まれる点で教会法と異なる。なお,カノンは尺度,規範,規則を意味するギリシア語kanōnに由来し,教会法の領域では,4世紀以来,教会会議,公会議の決議条項を指す用語として用いられた。教会の制定法全体をカノン法と呼ぶようになったのは12世紀中葉からである。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カノン法
カノンほう

教会法」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カノン法
かのんほう
Canon law

カトリック教会の教徒を規律する法。[編集部]

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世界大百科事典内のカノン法の言及

【教会法】より

…諸教会法中,最も完成された法体系を有し,文化史上の意義においても最も重要な地位を占めているのは,ローマ・カトリック教会法である。ローマ・カトリック教会法の体系は,狭義の教会法のそれで,しばしばカノン法とも呼ばれる。そして,単に教会法といえば,これを指すのが通例であり,また,プロテスタントの立場からは,教会法は教会にとって本質的なものとは考えられていない。…

【グラティアヌス教令集】より

…このためこの教令集は,12世紀末には,教会の法実務および大学の法学教育の中心的地位を占めた。また,この教令集の出現によって,カノン法の統一・体系化のための基礎が据えられ,この基礎の上に,中世カノン法学が発達し,教皇令を中心とする新たな教会立法が行われて,中世カノン法の体系が築かれた。これを集大成したものがカノン法大全である。…

※「カノン法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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