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カリム・シャヒル Karim Shahir

世界大百科事典 第2版の解説

カリム・シャヒル【Karim Shahir】

イラク北東部,キルクークの東にある中石器時代遺跡。この遺跡を標準遺跡としてカリム・シャヒル文化が設定されている。遺跡はR.J.ブレイドウッドが中心になって行ったクルディスターン地方の先史遺跡調査の際に発掘調査され,ザーグロス山麓地域の採集社会から農耕社会への過渡期の状況を示すものとして注目されている。遺跡の文化層は1層のみであるが,その範囲は60~70m2あり,当時としてはかなり広い面積をもつ。打製石器も出土しているが,完全に加工された典型的な石器はきわめて少ない。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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