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カルナ Carna

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カルナ
Carna

古代ローマの女神オウィディウスの伝える神話によれば,もとはクラネという名のニンフで,男嫌いだったが,あるときヤヌス神に捕えられて処女をけがされ,その代償にすべての入口の守護者であるこの神から,家の戸口を災いの侵入から守る役目を与えられたとされているが,元来は人間の肉体,ことに内臓の生命力を司る女神だったと思われる。

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世界大百科事典内のカルナの言及

【サンザシ】より

…よって中世には厄よけの木となり,イギリスでは傷や腫(は)れを治すと信じられた。古くローマ時代には市民の健康を守る女神カルナCarnaの聖木とされ,この女神が新生児の血を吸う魔鳥を追い払う力をもっていたことから,赤ん坊の揺りかごにその小枝をのせる習慣も生まれた。イギリスのグラストンベリーに伝わる伝説では,アリマタヤのヨセフが聖杯を同地に運びこんだ際,疲労のあまりサンザシの杖を地面に突き刺して休んだところ,杖はたちまち根づいて花開いたという。…

※「カルナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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