カンチェンジュンガ(英語表記)Kumbhkaran Lungur; Kanchenjunga

デジタル大辞泉 「カンチェンジュンガ」の意味・読み・例文・類語

カンチェンジュンガ(Kanchenjunga)

ヒマラヤ山脈東部の高峰エベレスト東方ネパールインドシッキム州との国境にあり、標高8586メートルは世界第3位の高さ。1955年、英国隊が初登頂。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「カンチェンジュンガ」の意味・読み・例文・類語

カンチェンジュンガ

(Kanchenjunga) インドのシッキム州とネパールとの国境にある山。標高八五九八メートルで、世界第三位の高峰。一九五五年イギリスのエバンス隊が初登頂。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カンチェンジュンガ」の意味・わかりやすい解説

カンチェンジュンガ
Kumbhkaran Lungur; Kanchenjunga

ヒマラヤ山脈東部,インド北東部のシッキム州ネパール東部の国境に位置するカンチェンジュンガ山群の最高峰で,世界第3位の高峰。標高 8586m。山名チベット語で「五つの偉大な雪の宝庫」を意味するが,その名が示すように五つの峰をもち,周囲をゼム(北東),タルン(南東),ヤルン(南西),カンチェンジュンガ(北西)の氷河が取り囲んでいる。1955年,チャールズ・エバンズを隊長とするイギリス隊が初登頂に成功。2016年,シッキム州にあるカンチェンジュンガ国立公園が,豊かな自然と生物多様性をもち,仏教徒らの信仰の対象となっていることの価値が認められ,世界遺産の複合遺産に登録された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報