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カールス Carl Gustav Carus

世界大百科事典 第2版の解説

カールス【Carl Gustav Carus】

1789‐1869
ドイツの医師,自然哲学者。1815年以後ドレスデン大学医学部教授,27年以後は宮廷侍医。ロマン派の画家としても知られC.D.フリードリヒらと交流し,画論も書いている。シェリング流の,したがってまたゲーテとも相通じる自然哲学によって,無意識の心的機能による有機体の形成を説いた。《ゲーテ》(1843),《プシケー》(1846)をはじめ多数の著作があるが,そのうちの一つ《人間の形姿の象徴的意義》(1853)はT.レッシングが1925年に新版を出し再評価を試みている。

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世界大百科事典内のカールスの言及

【神秘主義】より

…まず,イギリスの聖霊主義運動に加わったW.ブレークは,霊視ないしは瞑想により得られた寓意図を描いてラファエル前派などの心霊的な画風に先鞭をつけた。同時にドイツ・ロマン派のO.ルンゲやC.G.カールスは大宇宙と個人との直接的交感をテーマとして壮大なビジョンを呈示した。音楽ではとくに《魔笛》においてフリーメーソンの秘儀を表現したといわれるモーツァルト,北欧神話の象徴性に霊感を得たW.R.ワーグナーなどが挙げられよう。…

【手相学】より

…これに対して,近年,手相と知能や性格との相関を科学的に見直す試みがなされている。C.G.カールスの《手のさまざまな形の土台とその意味》(1848),《人間の体型の象徴》(1853)以来,バスキッドN.Vaschide,ウォルフC.Wolffら,またクレッチマーら精神医学者らの研究が知られている。人相学【池沢 康郎】。…

※「カールス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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