ガジアンテプ

百科事典マイペディアの解説

ガジアンテプ

トルコ南部の同名県の主都。古名アインターブまたはアンテプ綿織物・羊皮加工・食品工業が盛んで,タバコ,綿花などを輸出する。古来,アナトリアとシリアを結ぶ交通,戦略上の要衝。オスマン朝末期,第1次大戦の結果フランスに占領されたが,市民はこれに抵抗してトルコ独立運動に寄与。1921年トルコに返還された。142万1359人(2012)。

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世界大百科事典 第2版の解説

ガジアンテプ【Gaziantep】

トルコ南東部にあり,同名県の県都。人口71万6000(1994)。かつてはアインターブ‘Aynṭāb,あるいはアンテプAntepと呼ばれた。アナトリアとシリア,メソポタミア地方とを結ぶ交通・戦略上の要地で,16世紀にオスマン帝国の領域に入るまで,ビザンティン,アルメニア,十字軍,トルコ系,アラブ系など,その支配勢力の変遷は著しかった。第1次世界大戦後の祖国解放運動の際,市民軍はフランス侵入軍を相手に長期にわたる抵抗戦を戦い抜き,この功績によってアンテプ市は1921年2月6日トルコ大国民議会から〈ガージー(聖戦士)〉の称号を贈られた。

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