ガスライト紙(読み)ガスライトし(英語表記)gaslight paper

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ガスライト紙
ガスライトし
gaslight paper

塩化銀を感光物質とした低感度乳剤が塗布されている密着焼付け用写真印画紙ガス灯下でも感光することなく取扱えたことから,この呼び名がある。クロライド紙あるいは塩化銀印画紙と呼ばれたこともある。高感度のクロロブロマイド紙 (引伸しプリント用) に比べ 30~50分の1程度の感度をもっている。 ISO感度にして P12~P16。

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デジタル大辞泉の解説

ガスライト‐し【ガスライト紙】

gaslight paper塩化銀を主とする写真乳剤を塗った印画紙。感光度が低く、ガス灯ほどの明かりでも焼き付けられるところからの名で、密着焼き付けに用いる。クロライド紙。

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大辞林 第三版の解説

ガスライトし【ガスライト紙】

塩化銀乳剤を塗布した印画紙。主に密着焼き付けに用いる。感光速度が遅く、ガス灯のような弱い光線でも焼き付けが可能。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ガスライト‐し【ガスライト紙】

〘名〙 (gaslight paper の訳語) 塩化銀を主体とする写真乳剤を塗った印画紙。密着用。クロライド印画紙。
※フィルム写真術(1920)〈高桑勝雄〉ベロックス紙「ガスライト紙(シ)は電燈ガス燈又は弱い日光で焼付けるのですから」

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世界大百科事典内のガスライト紙の言及

【印画紙】より

… 乳剤として用いられるのはハロゲン化銀ゼラチン乳剤であるが,ハロゲン化銀の種類によって以下に述べるような性能の異なる各種の印画紙が作られる。(1)ガスライト紙gaslight paper 塩化銀,あるいは塩化銀に少量の臭化銀を加えたものを用いたもので,密着焼付け用に使用される。一般現像紙の中では最も感度が低く(ブロマイド紙の1/100,低感度ネガ乳剤の1/1000),黄色の安全光の下で使うことができる。…

※「ガスライト紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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