デジタル大辞泉 「感光度」の意味・読み・例文・類語 かんこう‐ど〔カンクワウ‐〕【感光度】 感光の度合い。発色のぐあい。→感度 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「感光度」の意味・読み・例文・類語 かんこう‐どカンクヮウ‥【感光度】 〘 名詞 〙 感光材料の感光能力を表示する数値。おもに写真のフィルムの感度指数に用いられ、露光の強さと還元銀像の濃度との関係から求められる。ISO, ASA, JIS, DIN などで表示される。[初出の実例]「H&Dの二百度から二百五十度を普通の感光度(カンクヮウド)とし、すべての撮影に用ゐられます」(出典:フィルム写真術(1920)〈高桑勝雄〉フィルムとは何か) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
百科事典マイペディア 「感光度」の意味・わかりやすい解説 感光度【かんこうど】 写真感光材料の感光能力の高低を示す数値。露光量と現像したときの写真黒化度(ガンマ)の関係から求められる。測定法の違いによりASA感度,DIN感度の両者が使われていたが,1982年以降世界的にISO(イソ)感度が使われ,市販フィルムはISO表示されている。数値的にアサとイソは同じ意味をもつ。→感光→関連項目フィルム 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「感光度」の意味・わかりやすい解説 感光度かんこうどphotographic sensitivity; speed 写真フィルムや乾板などの写真感光材料の,光に感じる能力を表す数値。単に感度ともいう。一義的に定まるものでなく,写真感光材料の種類,照射する光源の色,現像の仕方などによって大きく変わるので,普通はそれぞれの感光材料に適した光源,現像法を定めて,それぞれに対しての感光度を示してある。測定法の違いによって表示法も変わり,日本では JIS,ドイツでは DIN,イギリスでは HD,アメリカ合衆国では ASAなどの表示法が行なわれてきたが,今日では国際的に ISO感度として共通化されている。デジタルカメラでも撮像感度は ISO感度相当で表示されている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の感光度の言及 【写真感度】より …感光度,あるいは単に感度ということもある。写真感光材料が光や放射線に対して感光する度合をいう。… ※「感光度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by