キセル貝(読み)キセルガイ

大辞林 第三版の解説

キセルがい【キセル貝】

軟体動物腹足綱キセルガイ科の陸生巻貝の総称。貝殻はキセル形で左巻き。多くは褐色で、殻口と内面は白い。雌雄同体で、卵生または卵胎生。朽ち木や落ち葉の下などにすむ。種類が多く、日本では約140種が知られる。

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精選版 日本国語大辞典の解説

キセル‐がい ‥がひ【キセル貝】

〘名〙 キセルガイ科の陸生巻き貝の総称。殻はこん棒状。殻口は卵形で、種によって様々に異なる突起を殻口内にもつ。螺層(らそう)は左巻きで、巻き数が多い。殻の内部に閉弁と呼ばれるフタのような構造物をもつ。雌雄同体で、カタツムリと同じ。落葉の下や樹木の空洞などにすみ、主に朽ちた葉を食べる。東アジア・ヨーロッパ・南アメリカの三地域に隔離して分布し、種類が多く、日本ではナミギセルガイ、ヒカリギセルガイなど約一四〇種が知られている。〔生物学語彙(1884)〕

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