コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

クモガタヒョウモン くもがたひょうもん

1件 の用語解説(クモガタヒョウモンの意味・用語解説を検索)

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クモガタヒョウモン
くもがたひょうもん / 雲形豹紋蝶
[学]Nephargynnis anadyomene

昆虫綱鱗翅(りんし)目タテハチョウ科に属するチョウ。北海道から九州にわたって分布、外国では朝鮮半島、アムール地方、中国に産し、アジアの特産種。はねの開張は70ミリメートル内外。大形ヒョウモンの一種で、はねの表面の黒斑(こくはん)の形と配列に特徴があり、また後ろばね裏面の雲状斑も特異で、和名はこの斑紋からきている。年1回の発生、日本南西部の暖地では5月上旬から中旬にかけて現れ、羽化後はしばらく活動して花などを訪れ、酷暑期には休眠に入って姿を消す。秋になって涼しくなるとふたたび現れて活動するが、この時期のものははねが傷んでいる。幼虫の食草はスミレ類。越冬態は1齢幼虫といわれる。[白水 隆]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のクモガタヒョウモンの言及

【ヒョウモンチョウ(豹紋蝶)】より

…形態,生活史ともよく似ている。日本には大型(開張は最小6cm,最大8cm程度)のものはミドリヒョウモン,メスグロヒョウモン,クモガタヒョウモン,ウラギンヒョウモン,オオウラギンヒョウモン,ウラギンスジヒョウモン,オオウラギンスジヒョウモン,ギンボシヒョウモン,ツマグロヒョウモンの9種が見られる。生息地はすべて山の草原または森林周辺の明るいところで,成虫は花に集まる。…

※「クモガタヒョウモン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

クモガタヒョウモンの関連情報