クラウベルク(その他表記)Clauberg, Johann

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クラウベルク」の意味・わかりやすい解説

クラウベルク
Clauberg, Johann

[生]1622.2.24. ゾーリンゲン
[没]1665.1.31. デュスブルク
ドイツの哲学者,神学者。ドイツにおけるデカルト学派の代表者。ブレーメンで学んだのち,オランダフローニンゲン大学へ留学,そこでデカルトの哲学を知った。彼はさらにパリへ行き,C.クレルセリエや L.フォルジュと会った。 1649年オランダに戻ったが,のちドイツのドゥイスブルク大学で哲学と神学を講じた。主著"Ontosophia" (1647) ,"Logica vetus et nova" (54) ,"Ontologia sive metaphysica de ente" (60) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android