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グローバル生産 ぐろーばるせいさん global production

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知恵蔵2015の解説

グローバル生産

日本メーカーの海外生産は、1960年代、70年代でのアジアKD(ノックダウン)生産からスタートしたが、本格的には、80年代初めに米国でスタートした現地生産をもって始めとする。73年、79年の石油危機以降、燃費効率に優れた日本の小型車は、米国向けの輸出が急増し、日米貿易摩擦が発生した。それを契機に、まずホンダオハイオ州で、日産がスマーナ(テネシー州)で、そしてトヨタがGMと組んでカリフォルニア州で、次々と現地生産を開始した。その後、日本メーカーは、80年代から90年代にかけて、米国に続き欧州、そして最近では中国へと次々にグローバル生産の拠点を構築していった。2005年度の日本自動車メーカーの海外現地生産台数は約1093万台となり、国内生産(約1089万台)を上回った。多くの日本メーカーにとって、米国を中心とした海外事業の収益力は国内以上に高く、各社のスター事業となっている。

(大鹿隆 東京大学ものづくり経営研究センター特任教授 / 藤本隆宏 東京大学大学院教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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