デジタル大辞泉 「ケンタッキー州」の意味・読み・例文・類語 ケンタッキー(Kentucky) 米国中東部の州。州都フランクフォート。州の中南部にはカルスト地形が多く、マンモスケーブ国立公園がある。→アメリカ合衆国[補説] 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケンタッキー州」の意味・わかりやすい解説 ケンタッキー〔州〕ケンタッキーKentucky アメリカ合衆国中東部の州。州都はフランクフォート。東部はカンバーランド高原とその北西に続く丘陵地から成り,北部と西部はプレーリーの一部をなす平原で,ミシシッピ川に達する。州の北部はオハイオ川が,オハイオ,インディアナ両州との境界となる。南のテネシー州との境は,大部分が緯度に平行したほとんど直線状の人為的境界である。気候は温和で年平均気温 13~16℃,年降水量 1000mm前後。当初バージニア州に含まれていたが分離して,1792年に第 15番目の州になった。豊かな農業地帯で,タバコ,トウモロコシを産し,ウシ,ウマ,ブタなどの牧畜が盛んであり,特にサラブレッド種の飼育で知られる。石炭の産額は合衆国で第1位であるが,近年その生産は減少傾向にある。石油や天然ガスの産出も多い。工業はバーボンウイスキーで知られる醸造,繊維,食品加工,機械など多種にわたっている。面積 10万4664km2。人口 433万9367(2010)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報