コウボウシバ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コウボウシバ
こうぼうしば / 弘法芝
[学]Carex pumila Thunb.

カヤツリグサ科の多年草。高さは10~20センチメートル、葉の質はやや堅く、幅は2~4ミリメートル程度。上方の数個の小穂は雄小穂で、残りは雌小穂。雌小穂は直立し、果胞を密につける。日本各地の海岸の砂浜に普通にみられ、長い根茎を伸ばして群生。コウボウムギとともに海浜植物の代表的な種。和名は、コウボウムギに似ているが小形であることによる。朝鮮半島、中国、オーストラリアにも分布する。[木下栄一郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のコウボウシバの言及

【コウボウムギ】より

…筆の形をした根茎を雅味を好む人が用いたといわれるが,最近中国では,繊維の多い茎や葉を製紙原料とする。 コウボウシバ(弘法芝)C.pumila Thunb.は同じく砂浜に生えるスゲで,コウボウムギよりずっと小さく,1本の茎に雄と雌の穂が数個つく。【小山 鉄夫】。…

※「コウボウシバ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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