コオニユリ(読み)こおにゆり

日本大百科全書(ニッポニカ)「コオニユリ」の解説

コオニユリ
こおにゆり / 小鬼百合
[学] Lilium leichtlinii Hook.f. var. tigrinum (Regel) Nichols.

ユリ科(APG分類:ユリ科)の球根草。オニユリに似るが、全体に小さく、花は橙(だいだい)色で、径5センチメートル。珠芽はつけない。日本全土の山野の草地に生え、朝鮮、中国、アムールに分布する。基本変種キバナノコオニユリ、一名キヒラトユリは、花が黄色で、栽培もされる。

[坂本忠一 2018年12月13日]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のコオニユリの言及

【ユリ(百合)】より

…観賞用としての用途のほか,東アジア地域では球根に苦みのない種類が食用として利用されてきた。オニユリ,コオニユリ,ヤマユリ,ハカタユリ,タケシマユリなどが食用に適するが,日本ではおもに生の鱗片を高級料理に用い,中国ではこれをゆでて乾燥したものを用いる。オニユリの場合,その成分は炭水化物15%,タンパク質,脂肪それぞれ3%程度である。…

※「コオニユリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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