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コロナホール ころなほーる Coronal hole

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知恵蔵miniの解説

コロナホール

太陽から放出されている自由電子の散乱光である「コロナ」のうち温度や密度が低い部分のこと。肉眼では、皆既日食時に観測される太陽周囲に輝くコロナの光が弱いか、あるいは無い部分として確認される。X線観測では暗く写る。コロナホールは太陽の磁力線が外に向かって開いている場所であり、高速な太陽風(秒速300キロメートル以上)の吹き出し口になる。巨大なコロナホールは通信障害などを引き起こす地球の磁気嵐の原因となる。

(2013-6-13)

出典|(株)朝日新聞出版発行
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デジタル大辞泉の解説

コロナ‐ホール

coronal hole》太陽大気のコロナ見られる構造の一つ。周辺に比べて温度と密度が低く、軟X線で観測すると相対的に暗く見える。太陽の赤道付近よりも極付近に多く現れる。地球の磁気嵐の原因となる、太陽風の高速成分(秒速300キロメートル以上)の吹き出し口であると考えられている。

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世界大百科事典内のコロナホールの言及

【コロナ】より

…しかし,これは73年に打ち上げられたアメリカの有人衛星スカイラブに搭載されたX線撮像装置で撮影されたコロナのX線像が,光球磁場領域を結ぶ多数の細いループ状構造の集りから成り立っていることがわかり,疑問を呈されることとなった。音波衝撃波仮説では,乱対流は光球全面で起こっているのでコロナは全面に存在することが期待されたが,実際にはコロナは黒点その他に局在する磁場ときわめて密接な関係をもち,とくに光球乱対流は存在しているのに,その上空にコロナのない(きわめて弱い)領域〈コロナホール〉すら存在していたためである。光球表面での磁場の存在との関連が確認されたことにより,コロナの加熱は電磁的加熱である可能性が強くなった。…

【太陽】より

…こうした図形において,コロナにはときとして巨大な欠損部があることが発見された。これがコロナホールである。上記の間欠的に強い太陽風の根もとを逆にたどると,実はこれらのコロナホールに行き着くのである。…

※「コロナホール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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