コンスタンチン ツィオルコフスキー(英語表記)Konstantin Eduardovich Tsiolkovskiy

20世紀西洋人名事典 の解説

コンスタンチン ツィオルコフスキー
Konstantin Eduardovich Tsiolkovskiy


1857 - 1935
ソ連物理学者,SF作家。
イゼブスク生まれ。
少年時代に病気のため聴力障害をおこし、独学数学、物理学などを学び、中学校教師となり、そのかたわらロケット推進飛行の理論を研究し。学術論文のほかにSF小説も手がけ、特に月への宇宙飛行物語「地球を飛び出す」は有名である。彼のロケット研究は最初は認められなかったが、ロシア革命後1919年科学アカデミー会員に選ばれ、また、奨学金を受けるなど国の内外で評価され、宇宙開発の父と呼ばれた。彼の生誕100年を記念して打ち上げられたるスプートニク第1号は、世界初の人工衛星となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android