コンセルバトーリ美術館(読み)コンセルバトーリびじゅつかん(その他表記)Museo del Palazzo dei Conservatori

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コンセルバトーリ美術館」の意味・わかりやすい解説

コンセルバトーリ美術館
コンセルバトーリびじゅつかん
Museo del Palazzo dei Conservatori

イタリアのローマ七丘の一つ,カピトリーノの丘にある美術館。ミケランジェロ設計のカンピドリオ広場に面して建つパラッツォ・ディ・コンセルバトーリの中にあり,カピトリーノ美術館,同絵画館,新美術館,新翼館とともに美術館群「カピトリーニ美術館」を形成する。1471年の教皇シクスツス4世による古代彫刻寄贈端緒に,ピウス5世によるユリウス2世収集の古代彫刻の寄贈(1566)など,代々の教皇から寄贈を受け,1734年に公開された。『カピトリーノの雌狼』『マルクス・アウレリウス帝の生涯』の浮彫など,古代エトルリア・ローマの彫刻(→エトルリア美術)を収蔵する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む