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コンチャロフスキー Konchalovskii, Pëtr Petrovich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コンチャロフスキー
Konchalovskii, Pëtr Petrovich

[生]1876.2.21. スラビャンスク
[没]1956.2.2.
ロシアの人民画家。ハリコフのラエスカ・イバノバ美術学校およびストロガノフスク中央学校を経て,1897年から2年間パリのアカデミー・ジュリアンに学ぶ。 98年帰国し,さらにペテルブルグ・アカデミーでボロジニコフに師事。後期印象主義の形式とロシア・リアリズムを融合し,ロシア絵画の近代化に尽し,1942年スターリン賞を受賞。主要作品は『竜舌蘭』,『妻といる自画像』 (1923,トレチヤコフ国立美術館) など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コンチャロフスキー
こんちゃろふすきー
Пётр Петрович Кончаловский Pyotr Petrovich Konchalovskiy
(1876―1956)

ロシアの画家。パリのアカデミー・ジュリアン(1897~98)とペテルブルグの美術アカデミーに学ぶ。初め「ダイヤのジャック」に属し、厚塗りの、かなり強烈な静物画を描いていた。『竜舌蘭(りゅうぜつらん)』(1916・トレチャコフ美術館)はその時代の代表作である。肖像画『G・ヤクーロフの肖像』(1916・トレチャコフ美術館)ではフォルムを抽象化しながらも、鋭い性格描写を追究している。「ダイヤのジャック」派の人々、レントゥーロフ、クプリーン、ファリク、マシコフらは概してソビエト時代に不遇であったが、コンチャロフスキーは比較的恵まれていた。だが、全面的に評価されるようになったのは第二次世界大戦後の「雪どけ」(冷戦緩和)以降のことであった。[木村 浩]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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