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コンバインドEGRシステム

日本の自動車技術240選の解説

コンバインドEGRシステム

高温下の燃焼で多く発生するNOxの低減には燃焼温度を下げることが有効である。エンジン排出ガスの一部をシリンダ内に再循環させるEGRシステムは、燃焼室内空気のこの相反する課題を解決する方策として、世界トップレベルの高い温度効率をもつ新開発EGRクーラによるクールEGRと冷却水への放熱が無い内部EGR(パルスEGR)を複合したコンバインドEGRシステム(図1)を採用することにより、大幅なNOx低減を可能とした。保管場所日野自動車株式会社
製作(製造)年2006
製作者(社)日野自動車株式会社
資料の種類量産部品
現状使用中・公開
会社名/製作者(社)日野自動車株式会社
愛称
技術用途
実物所在使用中・公開
製作年2006
開発完了年2006
協力JACOBS 三共ラヂエータ株式会社他
搭載車種日野大型トラックプロフィア「FR1EXYJ」 E13C ディーゼル
エミッションコントロールシステム(含触媒)酸化触媒
効果PM<0.024g/kWh NOx<1.8g/kWh
エピソード・話題性平成17年排出ガス規制に適合した日野プロフィアは、排出ガス中に火花が出ないようにエンジン及び排気系が設計されており、工場出荷時点でその通り製造されている。従いまして、稼働後も日野の純正部品を用い、指示された通りのメンテナンスが実施されていれば排気中に火花が発生するようなことはない。危険物取扱所構内でも、スパークアレスターの取付は必要ない。
特徴実績ある電子制御パルスEGRと高効率クールEGRを組み合わせ、さらなるNOx低減を実現。世界初の画期的な低公害システムとして、日野プロフィアに採用した。
参考文献貴島他 新NOx低減技術「コンバインドEGRシステムの開発」日野技報NO.56(2005年)他黒木他 大型トラック用アクスルハウジングのFCD化 日野技報NO.55(2004年)

出典|社団法人自動車技術会日本の自動車技術240選について | 情報

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