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コールンヘルト Coornhert, Dirck Volckertszoon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コールンヘルト
Coornhert, Dirck Volckertszoon

[生]1522. アムステルダム
[没]1590.10.29. ゴータ
オランダの詩人,散文家,政治家,彫刻家,神学者,哲学者。ネーデルラントに異教徒迫害,宗教裁判,聖像破壊の嵐が吹荒れていた時代に生れ,信仰と学問の自由を主張した彼は,カトリック派とカルバン派の両者から迫害を受けた。さまざまな職についたが,スペインに対するオランダ独立運動に参加したため,幾度か投獄,亡命などの目にあっている。後年,ラテン語の研究を行い,多くの神学論文を発表,またホメロス,キケロ,ボッカチオの作品を翻訳した。人道主義的な道徳を論じた主著『倫理,すなわち処世の知恵』 Zedekunst dat îs Wellevenskunste (1586) のほか,教訓的な戯曲や詩集がある。

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