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ゴガ ゴガGoga, Octavian

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゴガ
Goga, Octavian

[生]1881.4.1. トランシルバニア,ラシナリ
[没]1938.5.7. ブカレスト
ルーマニアの詩人,政治家。オーストリア=ハンガリー帝国治下のトランシルバニアで司祭の家に生れ,ブカレスト大学に学んだ。中学時代から詩作を始め,民族的抑圧,社会的圧迫のもとに苦しむルーマニア農民の姿をうたった抒情詩は,『詩集』 Poezii (1905) ,『大地はわれらを呼ぶ』 Ne chiamǎ pǎmîntul (09) ,『壁の影から』 Din umbra zidurilor (13) などに収められた。独立運動に参加して郷里を追われたが,ルーマニアへ移ってからは次第に右傾化し,1930年代にファシズムを受入れ,37~38年には首相として王制独裁体制の成立に寄与した。

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世界大百科事典 第2版の解説

ゴガ【Octavian Goga】

1881‐1938
ルーマニアの詩人,政治家。オーストリア・ハンガリー支配下のトランシルバニア地方に生まれ,ブダペスト,ベルリンで大学教育を受けた。異民族支配下のルーマニア農民の民族的悲劇と解放への願いを簡潔で透明な文体に歌った《詩集》(1904)によって愛国詩人として名声を得,また〈ルーマニア人民族党〉の活動に参加して,数度投獄された。1912年にルーマニアに移住し,しだいに政治の中枢部に入りこみ,詩作から遠ざかった。

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