デジタル大辞泉 「サイレントストーン」の意味・読み・例文・類語 サイレント‐ストーン(silent stone) 胆嚢たんのう結石、あるいは腎じん・尿路結石があっても、何の症状も呈さないもの。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
家庭医学館 「サイレントストーン」の解説 さいれんとすとーん【サイレントストーン】 健康診断や人間ドックが普及し、検査精度が向上したために、なにも症状がないのに胆石(たんせき)が発見されることがあります。これがサイレントストーンです。 検査結果報告用紙に「胆石(たんせき)あり。要精検(ようせいけん)」と冷ややかに記されていても、これだけではどうしていいのか一般の受診者にはわかりません。 人間ドックや健康診断の担当医師は本来、「症状がなければ原則として治療の必要はありません」だけでなく、では「どんなことに注意が必要なのか」を指導すべきです。 人間ドックの受診料は保険がききませんが、指導料が含まれていないから指導しないということなら、追加料金を徴収(ちょうしゅう)しても指導すべきことと思われます(ドックによっては、会員と医師との間でその問題を解決して、親切な指導を行なうところもあります)。 サイレントストーンでも手術しておいたほうがよい場合もあります。小さい結石(けっせき)が5~6個以上ある人は、痛みの発作をおこしやすいものです。 とくに、海外出張が多い人、公共の乗り物を運転・操縦する人(パイロットなど)、航海が長い船員は手術をして石を取り除いておいたほうが安心できるでしょう。 出典 小学館家庭医学館について 情報