サンドバギー(読み)さんどばぎー(その他表記)sand buggy 米語

デジタル大辞泉 「サンドバギー」の意味・読み・例文・類語

サンド‐バギー

《〈和〉sand+buggy》海浜砂地などを乗り回して楽しむタイヤの太い自動車。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「サンドバギー」の意味・わかりやすい解説

サンドバギー
さんどばぎー
sand buggy 米語

砂丘砂漠、海浜などを走るための特殊自動車。デューン(砂丘)バギーdune buggyともいう。1960年代にアメリカで、主としてフォルクスワーゲン・ビートルを改造してつくられ流行した。バギーの名称はビートルの愛称バグbugにちなむ。砂地にはまり込まないように車体を徹底的に軽量化してあり、同じ理由で幅広い荒れ地専用の低圧タイヤを装着する。砂丘や砂漠で行われるラリーレイドダカールラリー(アフリカ)やバハ500(メキシコ)にはバギークラスが設けられ、専用設計の車両も登場する。

 一方、オートバイを四輪化した形態の車両もバギーとよばれ、砂地だけでなく牧場などの不整地でも使用される。

[高島鎮雄]

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