サンドバギー(読み)さんどばぎー(その他表記)sand buggy 米語

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サンドバギー」の意味・わかりやすい解説

サンドバギー
さんどばぎー
sand buggy 米語

砂丘砂漠、海浜などを走るための特殊自動車。デューン(砂丘)バギーdune buggyともいう。1960年代にアメリカで、主としてフォルクスワーゲン・ビートルを改造してつくられ流行した。バギーの名称はビートルの愛称バグbugにちなむ。砂地にはまり込まないように車体を徹底的に軽量化してあり、同じ理由で幅広い荒れ地専用の低圧タイヤを装着する。砂丘や砂漠で行われるラリーレイドダカールラリー(アフリカ)やバハ500(メキシコ)にはバギークラスが設けられ、専用設計の車両も登場する。

 一方、オートバイを四輪化した形態の車両もバギーとよばれ、砂地だけでなく牧場などの不整地でも使用される。

[高島鎮雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む