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サン・ロレンツォ聖堂[フィレンツェ] サン・ロレンツォせいどう[フィレンツェ]San Lorenzo, Firenze

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サン・ロレンツォ聖堂[フィレンツェ]
サン・ロレンツォせいどう[フィレンツェ]
San Lorenzo, Firenze

メディチ家によって建立されたフィレンツェの聖堂。 1425年ブルネレスキによって起工され,46年彼の死後は A.マネッティにより継続された。この聖堂はブルネレスキがすべてのデザインを試みた最初の作品である。平面にはバシリカ様式を採用して,身廊壁は円柱と半円アーチにより支えられ,平天井を張って交叉部にドームを配している。平面は正方形を基準に組立てられ,円と方形の明快な幾何学的構成が印象的である。旧聖器室はブルネレスキの設計で 20~28年に建造されているが,新聖器室はミケランジェロが 1520~34年に建造したもので,「メディチ家礼拝堂」として有名である。またクロイスター上階のラウレンツィアーナ図書館 (1524~52) もミケランジェロの傑作の一つである。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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