デジタル大辞泉
「メディチ家礼拝堂」の意味・読み・例文・類語
メディチけ‐れいはいどう〔‐レイハイダウ〕【メディチ家礼拝堂】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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メディチ家礼拝堂
メディチけれいはいどう
Cappella Medicea
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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メディチけれいはいどう【メディチ家礼拝堂】
イタリア北部の都市フィレンツェ(Firenze、〈英〉Florence)にある、メディチ家ゆかりのサンロレンツォ教会の裏手にある礼拝堂。ルネサンス期のフィレンツェの実質的な支配者で、フィレンツェのルネサンス文化のパトロンで、のちにトスカーナ大公国の君主となったメディチ家の歴代当主の墓所である。ジョヴァンニ・デ・メディチがデザインし、ニジェッティによって建てられた「君主の礼拝堂」の1階には、コジモ1世とトスカーナ大公国の歴代君主の石棺がブロンズ像で飾られて並び、2階にはバロック様式の大理石の彫刻や宝石で装飾された君主の礼拝堂がある。通廊の先には、ミケランジェロの設計による新廟(新聖具室)がある。ここには小さな礼拝堂があり、ウルビーノ公ロレンツォ・デ・メディチの墓碑や、ミケランジェロ作の「曙」「黄昏」「昼」「夜」の4つの彫刻がある。
出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報
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