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シアノ金酸塩 シアノきんさんえんcyanoaurate salt

世界大百科事典 第2版の解説

シアノきんさんえん【シアノ金酸塩 cyanoaurate salt】

金イオンにシアン化物イオンが配位した錯体で,金(I)および金(III)の2種の化合物がある。カリウム塩は俗に金シアン化カリウムと呼ばれる。
[ジシアノ金(I)酸塩]
 シアン化金(I)AuCNをシアン化物水溶液に溶かすとジシアノ金(I)酸イオン[Au(CN)2]を生ずる。塩としてはジシアノ金(I)酸カリウムK[Au(CN)2]が最もふつうに知られている。これは上記の水溶液からも得られるが,塩化金(III)の溶液にアンモニアを加えて水酸化物を沈殿させ,これをシアン化カリウム溶液に溶かして合成する方法がよく使われる。

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