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シャイフ・アルイスラーム shaykh al‐Islām

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世界大百科事典 第2版の解説

シャイフ・アルイスラーム【shaykh al‐Islām】

イスラムの長老(シャイフ)〉を意味し,10世紀末から学識深いウラマーの尊称とされた。セルジューク朝は政府の任命する官職にしようとして失敗,オスマン帝国イスタンブールムフティーの職名とした(トルコ語でシェイヒュル・イスラムşeyhülislam)。ウラマーを統轄してカーディー(裁判官),ムフティーの任免権を握り,ファトワーfatwā(意見書)によってスルタン国事行為を制約し,事実上シャリーア(イスラム法)施行の責任者となった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のシャイフ・アルイスラームの言及

【ファトワー】より

…普通ファトワーは,シャリーア法廷のカーディー(裁判官)の求めに応じて出され,カーディーはそれに基づいて判決を下すが,マザーリム(行政)法廷,君主,個人もムフティーにファトワーを求めることができた。オスマン帝国では,首都イスタンブールのムフティーであるシャイフ・アルイスラームが,スルタンの即位と廃位,宣戦と講和,西欧化政策の導入などのほか,コーヒーを飲むことや印刷所開設の可否などについてもファトワーを出した。【嶋田 襄平】。…

※「シャイフ・アルイスラーム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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