シュコダル(英語表記)Shkodër

世界大百科事典 第2版の解説

シュコダル【Shkodër】

アルバニア北部,ユーゴスラビアとの国境に近く,シュコダル湖とブナ川に臨む町。同名県の県都。人口8万2000(1990)。旧名スクタリSkutari。イリュリア人の建てた古代都市スコドラScodraに由来し,ローマ帝国時代の交通の要衝。6世紀以降スラブ人の居住地となり,ビザンティン帝国,セルビア王国,ベネチアオスマントルコに支配され,1914年にアルバニア領となった。アルバニア北部の商業中心地で,羊毛加工・皮革・セメント工場がある。

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世界大百科事典内のシュコダルの言及

【イリュリア人】より

…彼らがバルカン半島に定着したのは前1000年ころと考えられるが,部族ごとに分裂し,長らく政治的中心を欠いていた。前3世紀ようやくシュコダル(アルバニア北部)を首都に,アドリア海沿岸部をネレトバ河口まで含めた国家を形成する。アグロンAgron王とその未亡人テウタTeuta女王の時代が最盛期だった。…

※「シュコダル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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