シュロモ ミンツ(英語表記)Shlomo Mintz

現代外国人名録2016 「シュロモ ミンツ」の解説

シュロモ ミンツ
Shlomo Mintz

職業・肩書
バイオリニスト

国籍
イスラエル

生年月日
1957年10月30日

出生地
ソ連ロシア共和国モスクワ(ロシア)

学歴
テルアビブ音楽院,ジュリアード音楽学校〔1978年〕卒

経歴
2歳の時イスラエルに移住。テルアビブ音楽院で学び、11歳でズービン・メータ指揮と共演してデビュー。アイザック・スターンの招きでジュリアード音楽学校に入り、ドロシー・ディレイに師事。1973年スタインバーグ指揮ピッツバーグ交響楽団と共演してカーネギーホールで米国デビュー。’76年フランチェスカッティの代演者としてヨーロッパにもデビュー。以後、イスラエルの主要なオーケストラをはじめ、ウィーン響やベルリン・フィルなどとも共演して世界的な演奏活動を展開。’80年にはザルツブルク音楽祭に参加。パガニーニの「カプリース」などCDも多数。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「シュロモ ミンツ」の解説

シュロモ ミンツ
Shlomo Mintz


1957 -
イスラエルのバイオリン奏者。
モスクワ(ソ連)生まれ。
二才のときイスラエルに移住、バイオリンを学ぶ。イスラエル国内では早くからテレビ、ラジオに出演して人気を集める。1973年スタインバーグ指揮ピッツバーグ交響楽団の独奏者としてカーネギーホールで米国デビューを飾る。’74年米国に留学する。’76年ヨーロッパ・デビュー、以後、国際的な演奏活動に入る。国際コンクールの経験も経ず、きわめて順調に楽壇花道に躍り出た世界のバイオリン界期待の逸材である。知と情の均整のとれたスタイルを持ち味とする新しいタイプの演奏家。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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