シンプレクタイト組織(読み)シンプレクタイトそしき(その他表記)symplectite texture

岩石学辞典 「シンプレクタイト組織」の解説

シンプレクタイト組織

アウイ(Hauy)が1822年に長石と輝石の結晶が組み合ったドレライトに用いたが[Hauey : 1822],ナウマンは二種の鉱物の密接な連晶に用いた[Naumann : 1849].ゼーダーホルムはこの語を二種の鉱物の二次的連晶で,一方の鉱物が互いに織り合わされたようなあるいは組み紐状となる構造に限定した[Sederholm : 1916].この場合一方の鉱物は虫食い状になることが多く,ある種の火成岩や熱変成作用を受けた岩石に見られる.後成的(二次的)生成にかかる二種類の鉱物の連晶である.二個または三個の核を共有する相の複雑で密接な連晶で,普通は一方の鉱物は蛭石状または棒状の形をしている.この構造は特に後退変成作用を受けたグラニュライトには普通にみられる[Barker : 1990].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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