ジアテルミー

百科事典マイペディア 「ジアテルミー」の意味・わかりやすい解説

ジアテルミー

透熱療法で,高周波療法一つ。波長数百mの高周波電流組織を通過する際に発生する温熱を利用し,疼痛(とうつう),痙攣(けいれん)などを治療する方法。超短波,極超短波療法の出現により,今日ではあまり用いられない。広義には深遠性温熱療法の総称。→電気メス
→関連項目神経痛

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世界大百科事典(旧版)内のジアテルミーの言及

【電気療法】より

…人体に直接電流を流すので,その回路の人体の出口と入口に,金属電極を厚い布で包み,水で湿らせた導子をおく。高周波電気療法は超音波療法,超短波療法,極超短波療法などがこれに含まれ,これらはいずれもジアテルミーdiathermyと呼ばれて温熱療法に用いられる。ホットパックなどの伝導熱と異なって,ジアテルミーは温熱がからだの深部にまで到達する。…

※「ジアテルミー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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