コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ジェセル Djeser

1件 の用語解説(ジェセルの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ジェセル【Djeser】

古代エジプト第3王朝2代目の王。在位,前2635年ころ‐前2615年ころ。サッカラの〈階段ピラミッド〉の建設者。第2王朝末期の国内の混乱を収拾し,初期王朝時代を通じて追求された天の神ホルス信仰に基づく〈神王理念〉を最終的に確立した。また宰相を頂点とする中央行政機構および州(ノモス)制に基づく地方行政機構を整備し,古王国の繁栄期を開いた。中央集権国家に君臨する神なる王にふさわしい王墓独自の形式として創出されたのが〈階段ピラミッド〉で,初め正方形マスタバとして設計され,5度の計画変更の末,東西125m,南北109mの底辺と約62mの高さをもつ6段のピラミッドとして完成された古代エジプト最初の石造建築である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のジェセルの言及

【ピラミッド】より

…舟坑はすでに第1王朝王墓から散見され,納置された舟の性格については論争が続いているが,1954年クフ王の大ピラミッド南側に発見され復元された例からみて本来は葬儀用の舟で,太陽神信仰との結びつきが強まると,太陽神が天を航海する〈太陽舟〉の性格が付加されたものと思われる。 最初のピラミッドは第3王朝ジェセル王がサッカラに建造した〈階段ピラミッド〉である(図1)。当初正方形のマスタバとして構想され,5度の設計変更の末6段の階段ピラミッドとして完成する(東西約121m,南北約109m,高さ約60m)。…

※「ジェセル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ジェセルの関連キーワードエジプト暦クフノモスメネスルクソールエジプト鼠エジプト綿古代エジプト語アクナーテンエジプト風

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone