ジャルモ遺跡(読み)ジャルモいせき(その他表記)Jarmo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジャルモ遺跡」の意味・わかりやすい解説

ジャルモ遺跡
ジャルモいせき
Jarmo

イラクキルクーク東方渓谷に面した台地上にある新石器時代初期の遺跡。前 6500年頃に属する。 1948,50~51年に R.ブレードウッドらが発掘し,土器のない先土器新石器時代から,土器を初めて製作する時代にいたる初期原始農耕集落の実相が明らかになった。

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旺文社世界史事典 三訂版 「ジャルモ遺跡」の解説

ジャルモ遺跡
ジャルモいせき
Jarmo

イラクの北東部にある先史時代の遺跡。世界最古の農耕の発生地と考えられている
彩文土器や赤色磨研土器が出土している。アイソトープ放射性同位体)の検査により,農耕の開始は前6750年ごろとされるが,疑問は残っている。

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