ジンヨウイチヤクソウ(読み)じんよういちやくそう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジンヨウイチヤクソウ」の意味・わかりやすい解説

ジンヨウイチヤクソウ
じんよういちやくそう / 腎葉一薬草
[学] Pyrola renifolia Maxim.

イチヤクソウ科(APG分類:ツツジ科)の多年草。葉は常緑で根生し、腎円(じんえん)形で表面は脈に沿って白い斑(ふ)がある。6~7月、高さ6~15センチメートルの花茎白色の5弁花を下向きに開く。亜高山帯の針葉樹林内に生え、中部地方以北の本州北海道、および東北アジアに分布する。

[高橋秀男 2021年4月16日]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「ジンヨウイチヤクソウ」の意味・わかりやすい解説

ジンヨウイチヤクソウ

イチヤクソウ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android