スイス音楽(読み)スイスおんがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スイス音楽」の意味・わかりやすい解説

スイス音楽
スイスおんがく

スイス民俗音楽は,それぞれの言語圏によって多少地域的な違いがあるが,一般に素朴で,非常に健康的である。 18世紀以前には,ほとんど単旋律で無伴奏であったが,19世紀に入ると,クラリネットアコーディオンの伴奏がついたり,あるいは合唱形態が行われるようになった。ヨーデル牧牛の歌,アルペンホルンなどはきわめて郷土色豊かなものである。芸術音楽では,9~10世紀にセクウェンツィアの中心地として栄えザンクト・ガレン修道院が知られ,作曲家ではルネサンスの L.ゼンフルや,現代の A.オネゲル,F.マルタンらが有名。 19世紀以降,特に合唱音楽が栄え,「スイス音楽協会」が中心となって活躍した。

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