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スタクスネット Stuxnet

デジタル大辞泉の解説

スタクスネット(Stuxnet)

産業機械の制御システムに害を与えるマルウエアの一。2010年7月頃に出現。ドイツの総合電機機器メーカー、ジーメンス社製のソフトウエアを攻撃する特徴がある。イランの核施設を妨害するサイバー攻撃を目的として、イスラエルと米国が開発したと考えられている。スタックスネット。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スタクスネット
すたくすねっと
Stuxnet

2010年7月に発見されたマルウェアの一種の通称。スタックスネットともいう。ドイツのシーメンス社が開発した産業用機器のコントロールシステムを攻撃対象とするワームで、イランの原子力施設にある1000台近くの遠心分離機がこの攻撃により稼動できなくなるなどの被害を受けたことで知られる。マイクロソフト社のオペレーティングシステム(OS)Windows(ウィンドウズ)の脆弱(ぜいじゃく)性をついて、インターネットのほかにUSBメモリーなどを経由して感染するため、原子力設備のようにネットワークに接続されていないシステムにも被害が広がった。
 アメリカのCIAおよび国防総省国家安全保障局(NSA:National Security Agency)元職員で、さまざまな内部情報を暴露しているスノーデンEdward Snowden(1983― )は、NSAとイスラエル軍の諜報(ちょうほう)機関がイラン攻撃用に共同で開発したものであると証言している。[編集部]

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