ストックホルムの血浴(読み)ストックホルムのけつよく

世界大百科事典 第2版の解説

ストックホルムのけつよく【ストックホルムの血浴】

デンマーク王クリスティアン2世のスウェーデン王即位直後の1520年11月8日と9日の両日,カルマル同盟反対派がストックホルム城前の大広場で大量処刑された事件。同盟実権デンマークが掌握し,その支配下のスウェーデンではデンマークが支援する同盟派と反対派の紛争は絶えなかったが,デンマーク王は反対派を武力制圧してスウェーデン王に即位した。11月7日の戴冠式には反対派も招待され,その翌日国王の許可を得て同盟派の指導者グスタブ・トロレ大司教は,内乱中に教会が蹂躙されたとして異端審問を開き,即死刑を宣告して刑の執行を始め,2人の司教,大臣貴族,市民など100人近くが処刑された。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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