ストラデラ(その他表記)Stradella, Alessandro

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ストラデラ」の意味・わかりやすい解説

ストラデラ
Stradella, Alessandro

[生]1642. モデナ,モンフェスティーノ
[没]1682.2.25. ジェノバ
イタリアの作曲家,バイオリニスト,歌手。生涯については不明の点が多い。ベネチア貴族の婦人との駆落ち問題から暗殺されたといわれており,それが F.フロトーオペラ『アレッサンドロ・ストラデラ』 (1837) の筋になっている。作品には6曲のオラトリオ,世俗カンタータ,教会カンタータ,オペラ,セレナータ弦楽のためのコンチェルト,トリオ・ソナタなどがあり,オラトリオ『洗礼者ヨハネ』 (1676) が特に有名。またコレリに先立ってコンチェルト・グロッソの書法を用いた作曲家として知られる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む